花鳥風月~華麗な舞に酔わされて~

「じゃぁ漣、どうすんの?逃げんの?
あからさまじゃ、目ぇつけられてもしかたねーぜ?」

すると漣は、困ったように笑って、こう言った。

「潰されたくねーだろ?俺があとから店を出る。
お前は、店の外でなるべく人目を気にしながら待機しろ。
俺もすぐに、そっちいくから。」

緊張した表情の漣。

「漣、大丈夫かよ。
潰されんなよ?絶対に。」

「当たり前だ。誰がお前何かのために潰されなきゃなんねーの?」

でも、漣は、確かにふるえていた。

これから起こる、鳳凰の行動を知っているかのように。