あたしたちは寮の前に設置してあるベンチに座っている。



寮の部屋の灯りがさっきよりも増えている気がした。



「好きなわけねえ!!」



な、なにもそんなに必死に否定しなくてもいいじゃんかよ。



「じゃあ、付き合ってるの」