気づいた時には遅すぎたんだよ。



大上くんのことを好きだって自覚した時にはもう遅い。



「朝陽!明日はクリスマスイブだよ!人間たちの間で大人気…パンケーキ食べに行こう!!」



朝からハイテンションで話しかけてきた愛。



「猫田くんたちも行くんでしょ?」



「魚たちとはクリスマスに遊ぶの!明日はあたしと朝陽だけで行こ?」