「朝陽…」



あたし、好きなんだ…。


大上くんのこと、気づかないうちにこんなに好きになってたんだ…。



「今すぐにとは言わないよ。でも、後悔しないようにしてね」



そういうと、愛はあたしを優しく抱きしめてくれた。



その日から、大上くんはあたしたちではなく、于海さんと一緒にいることが多くなった。