ただ幸せになりたいだけ。

"頑張れ"と"わがまま"が大嫌いだった。

あたしの味方は三つ子の妹だけだった。。。

あたしは三つ子の長女望愛。次女が優愛。三女が梨愛。

三つ子に生まれたあたし達の味方は三つ子だけだった。

初めはお父さん、お母さんがいて普通の子どもだった。

四女が生まれるまでは。

あたしが六歳の時から人生が変わっていく。。

"望愛もうすぐお姉さんだよ。赤ちゃんの音聞いてみる?""うん!"楽しみだった。早く妹に会いたくて。

生まれた妹はすみれって名前になった。

気付くと三つ子の居場所はなくなっていた。すみれとお父さんお母さんが家族で三つ子はのけものになってた。

よくおばあちゃんの家に連れて行かれた。それでもおばあちゃんは三つ子を家に入れない時もあった。寒い冬の日に薄いシャツ一枚で泣きながら三つ子で外にいた。

誕生日なのにプレゼントをすみれにあげたくなくてずっと我慢してたのにお母さんにあげなさいって言われた。

"これだけはだめ!ままが買ってくれたプレゼントなの!"でも、お母さんはプレゼントを奪ってすみれに渡した。今でもずっと覚えてる。。

小学校に上がってからお母さんとお父さんは喧嘩をよくするようになった。

夜もちゃんと帰ってこないお父さん。

帰ってきたら夜遅く。パチンコにお酒。暴力。

本当にろくでもない。

その上に子どもに当たる。。。

手当たり次第にガラスを割って床はガラスの破片まみれ。

あたしが貯めた貯金箱も缶切りで開けて奪う。

いつしかお父さんお母さんの喧嘩になれてしまう。。

学校ではひどいいじめがあった。

三つ子だから。小学校一年生からのいじめ。

珍しいからいじめられる。そんないじめで友達はできてもすぐにいなくなった。

あたしの友達は優愛と梨愛だけだった。。。