「え?やっぱり結衣、知り合い?」
柚子が驚いた顔で私に聞いた。
こうなれば最後の手だ。
一か八か、だと思った。
「そうだよ、親戚の息子さん!
私より年上だけどね。」
すると梓と柚子が安心したように笑った。
「そっかぁ!だから知ってたんだね。」
「てっきり怖い人と関わりがあると思ったよ……?」
「そんなわけないよ!
この2人、見た目は怖いけど中身は優しいから………ね?」
私が軽く圧力をかけると2人にも伝わったらしく、私に合わせてくれた。
よし、これでなんとか乗り切れそう。
そう思った矢先………
「じゃあついでに結衣ちゃんの素敵な彼氏紹介しちゃいなよ!」
と梓が言い出したのだ。
すかさず2人が反応する。
「「彼氏……?」」



