「…………伊吹はいつだって結衣のことを考えてくれていたな。 ありがとう。 伊吹になら結衣を任せても大丈夫だって、心から思えるよ。」 「………これからも、必ずお護りいたします。」 「いや………もちろんそれもあるが、恋人としてもな。」 お父さんの言葉に私たちは数秒固まった後、2人同時に否定した。 「いやいやいや、私たち付き合ってないから!」 「そんな、結衣様とお付き合いなんて軽率なことできません……!」 そんな焦る私たちを見て、面白そうにお父さんが笑った。