「も、もうだいぶ動けるようになりました……!なるべく早く退院できるようにします!」
いつもより少し早口になる伊吹。
だけどお父さんは見ていなかったのだろうか、いつも通り接していた。
「そうか、良かった……。
本当に伊吹には感謝しかない。
結衣を護ってくれてありがとう。」
「いえ………、俺は当たり前のことをしただけです。」
………いや、いくら護るためとはいえそこまでできる………?
刺された後にわざわざ刃物を抜き取ってまで動いたりする………?
伊吹が異常なのだ。
どこまで忠誠心があるのだか。
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