「………大丈夫だ、あいつは強い。
だから信じよう。」
お父さんが優しい声でそう言って私の頭に手を置いた。
「そうっすよ、お嬢。
伊吹のことだから、お嬢の護衛という役目を放棄するわけないです!」
「お嬢、だから落ち着いてください!
信じて待ちましょう……!」
その後、京と龍もそんなことを言うものだから、その優しさに余計に涙が止まらなくなった。
だけど私は信じて待つんだ、と決めた。
そしてそれからさらに数時間後…………
ようやく手術が終了し、なんとか一命をとりとめたということを医師から伝えられた…………。



