とりあえず私が伊吹の分も戦わないと。
そう思いながら、いつもより力が入る。
少しして数人を倒したところで、もう私に襲いかかる敵がいなくなる。
もしかして………
私は急いで伊吹の方を見た。
そしたら………もう敵は全員倒れていた。
たけど1人、幹部と言っていた男だけは伊吹に胸ぐらを掴まれ持ち上げられていた。
幹部の男はもうほとんど動けない状態で、伊吹に逆らえずにいて………
伊吹はというと、冷たく綺麗な表情で男をじっと見ている。
その姿がなんだか怖くて………
この男を殺してしまうんじゃないかって思ってしまうくらいだった。
だから私はすぐ伊吹の名前を呼ぶ。



