一斉にみんなの視線がそちらへと向ける。
そこには黒い車が何台も、私たちの視線の先で止まった。
するとさっき話していた女の子が
「あの車だ……」とつぶやいた。
すると車から多くの人たちが降りてくる。
その人たちを見て、私はすぐにヤクザの関係者だとわかった。
しかも違う組の…………。
「おーっ、これはこれは西条組の娘さんじゃあないですか。」
幹部の人だろうか、明らかに他の奴らとは違う雰囲気を纏っていて、20代くらいの1人の男が笑顔でそう言った。
西条組…………
その言葉でクラスの視線が私へと移る。
最悪、こんな形でバレるなんて。
だけどそれどころじゃなかった。



