リフトに揺られながら、微妙な空気が流れる。
…………うん、やっぱり気まずいよね。
あとで隼人くんに痛い目合わせないとね。
次こんなことしたらどうなるか覚えとけよって。
まあそれはおいといて………
伊吹をちらりと見ると、かっこいい整ったの伊吹が真っ直ぐ向いていた。
無表情だったけど、綺麗で少し怖い。
そんな伊吹が………
やっとこちらを向いた。
「さっき隼人が言ってたのって………この間、俺が誤解した時ですよね?」
………何故、敬語なのか。
疑問に思ったけれど、それ以上に伊吹の真剣な表情をしていたから聞けなかった。



