「なあ伊吹、おたくの彼女大丈夫?
俺にも照れちゃってさ、これは俺にもチャンスあるかもな。」
ニヤッと笑って伊吹の肩に手を回す隼人くん。
この人は何をしたいんだ………!!
「だから照れてないってば!」
それに、さっきから黙っている伊吹が逆に怖い。
「えー、嘘はよくないよ西条ちゃん。
保健室でも照れてたじゃん。」
「なっ……!」
なぜ今その話をするんだ!
「なんとも思ってないなら普通気持ち悪がるよね〜」
隼人くんは楽しそうでニコニコしていた。
目的は何!?
と思いながらも、どうしようかと考えていたら………
「隼人、ちょっと静かにしてくれるかな?」
笑顔だけど目が笑っていない、いつもより低い声で伊吹がようやく言葉を発した。
いや……とりあえず怖い。
隼人くんも危険を感じたらしく、サッと離れた。
おい、誰のせいで伊吹がこうなったと思ってる……!
結局、なんともいえない空気のまま伊吹と2人でリフトに乗ることになる………。



