イケメン王子様と秘密の関係




ーー「おはようございます、結衣様。」


伊吹が起きてからもしばらくは起きなかった私。


起きた頃には伊吹は朝ごはんの準備を終えていた。


あんたは執事かっての。


まあありがたいんだけど……と思いながら席について2人でご飯を食べる。


ちなみに今日は、お父さんの所に行って近状報告をしにいく。


だから用意を済ませ、迎えの車に乗り込む私たち。