ーー次の日


「………ん………」
ゆっくりと目を開ける。


あたたかい。


まだ夢と現の狭間にいて、ぼーっとしていた。


1つわかることは誰かに包まれているような感触がして………


って、んん!?


誰かに包まれてる!?


そこでようやく完全に目が覚める。


すると目を開けているのに目の前が暗い。
しかも背中には手をまわされてるような……


えぇ!?
今私、伊吹に抱きしめられてる!?


そこで急いで昨日のことを思い出した。