「お嬢ー!会いたかったっす…………って、あれ?お嬢も顔赤くないですか?」
「………うるさい。」
「え?お嬢何か怒ってます?」
「ああもう!うるさいな!なんで今日平日なのに来たのよ!?」
「え………だって暇だったんで……」
「暇ならトレーニングでもして筋肉でもつけとけ!」
タイミング良かった?
ううん、こいつらに邪魔されたとしか思わない。
もし、あのままだったら………
「………っ伊吹、こいつらの分もご飯作ってあげて。」
「わ、わかりました………!」
最初はギクシャクする私たちだったけど、京と龍のおかげか最後の方はいつも通りだった。
そしてそれ以降は特になにもなく、冬休みを迎えることになる………。



