ーー次の日
目が覚めて少しの間ぼーっとしていたけど、すぐ昨日のことを思い出した。
結局家に戻ってきたのかな、と思い寝室を出てすぐ安心した。
リビングに明かりがついていたからだ。
少し怖いなぁと思いながらもリビングに行くと………
「………結衣様、おはようございます。」
いつも通り、優しい笑みで迎えてくれる制服に着替えた伊吹がいた。
それで緊張が解ける。
「………おはよ。」
それだけ答えると、伊吹は突然頭を下げた。
「昨日は申し訳ございません。
俺、結衣様を怖がらせるなんてどうかしてました。
感情任せになるなんて、幹部として失格です。」
…………伊吹の性格がそうさせているのだろう。
1日で切り替えるあたりが伊吹らしい。



