「ちょっと嫌よ!今すぐ護衛の人変えて!」
『そんなこと言われてもなぁ。
俺が一番信頼してるやつだ、頑張れよ!』
そう言って勝手に電話を切られる。
「はぁ!?待ってよなんで!?」
少しキレ気味で藤堂くんを見ると、彼はさっきの状態のままだった。
「ちょっとお願いだから立って!
誰かに見られたらどうするのよ!」
「ですが……」
「これは命令!」
そう言うとやっと、立ち上がってくれた藤堂くん。
し、身長も高いな……。
「結衣様、これで信じてもらえたでしょうか?」
「信じたわよ!
ていうか……その呼び方と敬語はやめて!」
誰かに聞かれたらどうするつもり!?



