急いでお父さんに電話をかける。
『もしもし、どうした結衣?』
「ちょっ、お父さん!?私の護衛担当の人の名前を言って!」
『もしかしてまだ会ってないのか?』
「いいから!!」
『…………幹部の藤堂 伊吹くんだが?』
それは紛れもなくお父さんの声だった。
え、嘘じゃないパターン?
「………な、んで……何で女の人じゃないの!?せめて地味な男とか!
こんなイケメンだったら目立つじゃない!
私の平穏なJ Kライフを返してー!」
『落ち着け結衣。
伊吹はそういうやつじゃない、本当に真面目なやつなんだ。
だから信頼して護衛を任せた。
安心して一緒に住んでいいからな!』
…………待って、忘れてた。
この人が護衛担当なら、私この人と同居しないといけないの!?



