「ここが進路相談室で、主に3年生が活用してるから俺たちは来年からだな。」
「そうだね。もうそろそろ進路決めないといけないのかぁ。」
「あっという間だよなぁ。2年も残り半年だし。」
ははっと笑う藤堂くん。
あー、それを写真に収めたい!
………そして次に来たのは最上階の5階。
そこに行くと誰もいなかった。
そんな中、私は黙って藤堂くんの後ろについていく。
もし仮にも裏があったとするでしょ?
そしたら今急に俺様になっちゃったりして!?
なんて脳内お花畑のようなことを思っていたら……………
突然藤堂くんが立ち止まった。
私も急いで立ち止まる。
…………え、何……?
まさか本当にここで俺様口調になる感じ!?
内心ドキドキしながら後ろ姿を見つめてると………
突然、藤堂くんが振り返って私の方を見た。
時が止まったかのように感じられる。



