物心ついた時から、人の感情が色付いて見えるようになっていた。




黄色は幸せ、喜び、赤は怒り、嫉妬、黒は不満や恨み、緑は安心、落ち着き、紫は恐れや絶望、青は悲しみ、寂しさ…








他にも感情にはたくさんの色があって、何色も混ざっていることもある。





感情に色は付けにくくて、言葉で言い表すことも難しい。






そんな色の意味が分かるようになってきたのは、小学5年生の夏休み。









おばあちゃんに教えて貰った。












「人の心の色を見てはいけないと、」













でも私は、大切な人の為に、その人の心を見ます…。