結婚のその先に

それでも久しぶりに感じる人の温もりに栞菜は涙を流しながら安心感に包まれた。


この関係に愛がなくても、いつか愛にかわればいい。

この関係が作られたものだとしても今の栞菜にはこの温もりを手放す勇気すらなかった。




その後啓吾の父がふたりの婚約を発表し、正式に高宮財閥と藤崎財閥の経営合体が決まった。




法要のあとは高宮家の玄関に啓吾と啓吾の父、栞菜と栞菜の両親が並び挨拶をした。