結婚のその先に

「啓吾さん」
「ん?」
「あっちに座ってて」
「邪魔か?」
「…うん」
栞菜が朝食の支度が進めようと離れようとすると
「だめ。ご飯いらない。」
啓吾が強く抱き締める。

でもこんなとき栞菜には魔法の一言がある。
「しつこいパパは嫌われるよ?」

その一言で啓吾はしぶしぶダイニングテーブルに座った。

栞菜はそんな啓吾をみて思わず微笑んだ。