結婚のその先に

目覚めた栞菜と簡単に昼食を済ませて二人は仕事に戻った。

栞菜は準備を進めながらある覚悟を決めていた。






啓吾と栞菜が帰宅したのは日付が変わる頃だった。
栞菜は助手席で熟睡している。

啓吾は寝室のベッドに栞菜を運ぶとジャケットを脱がせスカートを緩めようとした。そこで手を止める。
以前なら戸惑いはなかった。でも今はそこまでしか自分にはできない。触れられない。
触れてはいけない気がした。