結婚のその先に

栞菜を支えたり介抱するため以外は啓吾は栞菜に触れなくなった。


他愛ない会話をしたり、病院に一緒には行くものの明らかになにかが変わっていた。

以前はよく一緒に入っていたお風呂も、啓吾が浴室に呼び出し用のブザーをつけてなにかあったらすぐに駆けつけられるようになり一緒には入らなくなった。

貧血のひどい日は浴室の外で啓吾は待機している。

お風呂上がりに髪を乾かしてくれるのはあくまで介抱の一環のようにしてくれていた。