結婚のその先に

朝方栞菜はトイレに駆け込んだ。

どうにもこの時間がつわりのピーク。

気持ち悪い…でも吐きたくない…

なかなかトイレから出られずに格闘していると啓吾が来た。
寝起き姿の啓吾は目を擦りながら栞菜の肩にカーディガンをかける。そして背中をさすってくれる。

啓吾に触れられたところがどんどんと熱を持ちすっと吐き気も落ち着く。

栞菜は目を閉じて啓吾の胸に寄りかかった。