栞菜は全身から血の気が引くことを感じていた。 くらくらする。気分が悪い。 「かして」 無理やり翠がバックを取ろうとしたのを栞菜はバックを抱き締めてはなさなかった。 手を放したら啓吾も手離すような気がした。 『ガチャ』その時啓吾が入ってきた。