んんん、逃げてきてしまった



「いやだって、あんなドストライクなイケメン目の前にしたら鼻血どころか至る所から何か出まくってしまう気がして


マジそれどころじゃなかったしまじああ、なんだろもう運命の出会いをした気分だよ」



とブツブツ言っていると



「珠!もう、勝手にどっかいくんだから」



あむあむが小走りで近づいてきた



「あむあむごめんよおおお(泣)」



申し訳ないよあむあむ1人にしちゃったよ



「別にいいけどどうしたの?」



聞くかやっぱり聞くのかあむあむ教えよう



「あのね、イケメンすぎた、なんか、もう尊い、ああ推しよ、あれこそ推し、私の推し」



語彙力が無さすぎて伝えれないこの辛さ



「あーね、紬の友達のかなたくんがイケメンすぎて鼻血出そうになって逃げたって言いたいんでしょ?」



とわかりやすく教えてくれるあむあむ



おん、もしやあむあむって私の分身?



「そう!そうなの!」


ああ、あのイケメン尊い