泰智が引っ越していく2週間前の事だった。
4人は浴衣姿で夏祭りに来ていた

「あ!先生じゃん〜!何してるの?」
「あ!りんご飴食べに来たとか?!」萌が大きい声で先生に話しかける。

「こら、タメ口か?宮川。」先生が眉間にシワを寄せて注意する。

「ごめんごめん!」

(注意きいてたの?)

「見回りだ。お前らみたいなやつが何もしてないか見張ってるからな。」先生が不気味な笑みを浮かべた。

「お前らって、俺もですか?」泰智が驚く。

「まあ、要注意人物は樹と宮川だな!」と先生が笑う。

「「えぇー!」」萌と樹が驚いた。

「じゃあ、俺はもう向こう行くからくれぐれも変なことはするなよー」といい先生はこの場を去った。

「要注意人物って…」と萌が落ち込む

「気にしすぎだよ!」優衣が励ます

「まあ!気を取り直してここからは別行動な!」樹が企んだ笑顔を浮かべる。

「おっけー」
「じゃあ行くぞ。優衣」泰智が手を引っ張る

「じゃあ行こっか…樹…//」萌が照れながら言う。