ー結衣奈side

あのあと、愛斗と気まずくなることもあった

けど、陽葵ちゃんがフォローしてくれたおか

げで、4人で楽しむことができた。

でも、自然教室が終わってから、愛斗とは、

あまり話せないでいる。

今は、自然教室から数日後の昼休み。

もう、私が愛斗に好きって伝えるしかないの

かな。よし!

『陽葵ちゃん、私、愛斗に告白する。』

「え⁉︎結衣奈⁉︎」

驚いている、陽葵ちゃんの横を通り過ぎて、

優人くんと話している愛斗のところへ行く。

『愛斗、今日の放課後、こないだの階段の下

でまってるね。』

それだけ言って、すぐに自分の席に着いた。

それと同時に5限開始のチャイムがなった…