翌朝になると、私はおばあちゃんの部屋に顔を出した。




「おばあちゃん、おはよー!調子どう?」


「ああ、朱奈かい。持ってきてくれた薬のお陰で大分楽だよ」


「うん、大分顔色もよくなってきたし、熱も下がったね。でも最低でもあと2、3日は部屋で大人しくしててね」



「…どうしてもかい?」



「どうしても!治りかけてるのに、また無理をしたら更に悪化しちゃうでしょ!もう若くないんだから、身体を大事にしてよ」



「はいはい、わかってますよ」