もちろん俺は富永のことなんて好きじゃない。好きなのは夢羽だけだ。 明日さえ、女と遊べば、夢羽が嫉妬してくれるとおもえば、出かけるのも頑張れる。 そうやって俺は浮かれていた。 あんなことになると知らずに。