彼氏の適切な奪い方



私が彼氏に浮気され挙げ句のはてに振られたとしても、変わらず学校はやってくる。


「うわぁ…不細工…」


あまりに泣いて腫れた目は、どんなに頑張っても治りそうにない。


こんな顔では学校にいけば確実に注目の的だ。


それより、花音とどう接すればいいのか分からない。


深くため息をついて、もう一度鏡を見る。


そこには、弱虫で泣き虫な私が写っていた。


「鈴加、そろそろ出てくれないと詰まってるわよ。」


「あー、うん…」


前髪で少しは隠れないだろうか…


なんとか極力目立たせないように、私は努力した。