学校
「でね!たくとのやつほんとしょーもなくて」
「、、、」
「菜々美?おーい!ななみー!」
「え?!」
「どしたの?ぼーっとして」
「いや、別に」
「?」
「、、あのさ、異性が近づいてきたときにドキドキするのって」
「恋だね」
「え?!」
「そんなのその人のこと意識してるからに決まってんじゃん。何にも思ってない人にドキドキなんて普通しないでしょ」
「いや、まさか、、ねぇ」
「え?!何?!ななみ誰かに恋しちゃったの?!」
「いや!してない!わたしには先生だけだし!」
「?、、」
「水瀬!」
「拓人くんどーしたの?」
「原田先輩が水瀬が探してる人知ってるって」
「え?!」
「もしかしてこの人?」写真見せる
「!この人です!!」
「涼介先輩だよ。同じテニスサークルに入ってたんだ」
「今どこにいるか知ってますか?!」
「卒業してからは商社に勤めてるって聞いたけど、どこの会社とかは言ってなかったなぁ。よく顔出してくれてたけど突然来なくなっちゃったし」
「そうですか、、」
「あ、でもサークル内では結婚したって噂が流れてたよ」
「え?、、」
「大学時代もかなりモテてたし、結婚して来なくなったんじゃないかって」
「、、、」
「、、ななみ?」
「でもあくまで噂ですよね?」
「そうだけど、実際女の人と2人で歩いてるところ見たって言うやつもいるし、ほんとなんじゃないかなー?」
「、、、」
家
「ただいまー、あれ?ななみはまだ?」
「帰ってきたきり部屋から出て来なくて」
「冴島くんから連絡があって、今日は色々あったみたいだから今はそっとしておいたほうがいいかもね」
「、、、」
「、、、」
(ネックレス投げようとする)
「やめろ!」
「?!」
「、、それ大切な人からもらったものだろ」
「、、もういらない」
「、、」
「もう結婚してるかもしれないんだって、わたしが探してた人」
「、、、」
「バカみたい。最初から無理だったんだよ。もっと前から気づいて諦めてれば良かった。もう恥ずかしくて」
「ほんとバカだよな」
「え?」
「人には思いを伝えろだの後悔しないようにだの言っておいて、自分のことになったら無理だったとかうじうじ言って」
「じゃあどうすればいいのよ!私には先生しかいなかった!先生だけだったのに、、」
「、、上手くいえないけど、過去を後悔するより、この先をどう生きるかじゃないのか?」
「、、」
「過去を後悔したってもうどうにも出来ない。でもこの先は自分の行動次第でどうにだってできる。過去を振り返るよりこの先の自分をどう幸せにするかが大事なんじゃないのか?」
「、、、私、変われるかな?」
「変われる。時間はかかるかもしれないけど、絶対に変われる」
「、、、泣」
「、、、」
「私、頑張る」
「、、水瀬」
「?」
「ごめん、抱きしめたくなった」
「え?」
(抱きしめる)
「?!」
「、、少しだけ」
「!、、泣」
「、、、」
翌朝
「ななみ大丈夫かな、」
「昨日も何も食べてないものね」
「おはようございます」
「ななみ!」
「、、大丈夫?」
「みなさん、ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」
「無理してない?」
「はい」
「ななみ、何かあったら私たちにいつでも相談して。頼れる先輩もいるし、私だっているし、あとは筋肉バカしかいないけど、意外と力になるかもだし」
「おい」
「ありがとう」
「おはよう」
「竹内くん、昨日はありがとう」
「もう大丈夫か?」
「うん」
「え?何?何かあったの?」
「お前はうるさい、それにお前には教えない」
「えー?!?きになる!!」
「笑」
「なぁ奏太」
「なんですか?」
「ほんとは知ってるんだろ?お兄さんがどこで何をしてるのか」
「、、伝えたところで水瀬を混乱させるだけなんで」
「それはそうだけど」
「、、俺だって5年も待ったんです。もう今更兄貴に渡したくない」
「奏太」
「、、」
バイト先
「そっか、見つかったのか」
「うん、でも先生に恋したことは後悔してない。先生に出会わなかったらこんなに必死に勉強もすることなかったし、こんなに人を想うこともなかったと思うから」
「そう思えるなら良かったな」
「うん。弦もさくらさんも今まで色々相談に乗ってくれてありがとう」
「私たちは何もしてないわ。それにこれで一生恋をしないってわけじゃないんだし、次の恋も相談に乗るから」
「次の恋かー。出来るのかな?」
「出来るわよ!私なんて何人と付き合ったことか」
「え?!」
「笑 でも恋を忘れるには次の恋よ。時間はかかるかもしれないけど、ななみちゃんにはきっと素敵な人が現れるから」
「さくらさん、ありがとう」
「でね!たくとのやつほんとしょーもなくて」
「、、、」
「菜々美?おーい!ななみー!」
「え?!」
「どしたの?ぼーっとして」
「いや、別に」
「?」
「、、あのさ、異性が近づいてきたときにドキドキするのって」
「恋だね」
「え?!」
「そんなのその人のこと意識してるからに決まってんじゃん。何にも思ってない人にドキドキなんて普通しないでしょ」
「いや、まさか、、ねぇ」
「え?!何?!ななみ誰かに恋しちゃったの?!」
「いや!してない!わたしには先生だけだし!」
「?、、」
「水瀬!」
「拓人くんどーしたの?」
「原田先輩が水瀬が探してる人知ってるって」
「え?!」
「もしかしてこの人?」写真見せる
「!この人です!!」
「涼介先輩だよ。同じテニスサークルに入ってたんだ」
「今どこにいるか知ってますか?!」
「卒業してからは商社に勤めてるって聞いたけど、どこの会社とかは言ってなかったなぁ。よく顔出してくれてたけど突然来なくなっちゃったし」
「そうですか、、」
「あ、でもサークル内では結婚したって噂が流れてたよ」
「え?、、」
「大学時代もかなりモテてたし、結婚して来なくなったんじゃないかって」
「、、、」
「、、ななみ?」
「でもあくまで噂ですよね?」
「そうだけど、実際女の人と2人で歩いてるところ見たって言うやつもいるし、ほんとなんじゃないかなー?」
「、、、」
家
「ただいまー、あれ?ななみはまだ?」
「帰ってきたきり部屋から出て来なくて」
「冴島くんから連絡があって、今日は色々あったみたいだから今はそっとしておいたほうがいいかもね」
「、、、」
「、、、」
(ネックレス投げようとする)
「やめろ!」
「?!」
「、、それ大切な人からもらったものだろ」
「、、もういらない」
「、、」
「もう結婚してるかもしれないんだって、わたしが探してた人」
「、、、」
「バカみたい。最初から無理だったんだよ。もっと前から気づいて諦めてれば良かった。もう恥ずかしくて」
「ほんとバカだよな」
「え?」
「人には思いを伝えろだの後悔しないようにだの言っておいて、自分のことになったら無理だったとかうじうじ言って」
「じゃあどうすればいいのよ!私には先生しかいなかった!先生だけだったのに、、」
「、、上手くいえないけど、過去を後悔するより、この先をどう生きるかじゃないのか?」
「、、」
「過去を後悔したってもうどうにも出来ない。でもこの先は自分の行動次第でどうにだってできる。過去を振り返るよりこの先の自分をどう幸せにするかが大事なんじゃないのか?」
「、、、私、変われるかな?」
「変われる。時間はかかるかもしれないけど、絶対に変われる」
「、、、泣」
「、、、」
「私、頑張る」
「、、水瀬」
「?」
「ごめん、抱きしめたくなった」
「え?」
(抱きしめる)
「?!」
「、、少しだけ」
「!、、泣」
「、、、」
翌朝
「ななみ大丈夫かな、」
「昨日も何も食べてないものね」
「おはようございます」
「ななみ!」
「、、大丈夫?」
「みなさん、ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」
「無理してない?」
「はい」
「ななみ、何かあったら私たちにいつでも相談して。頼れる先輩もいるし、私だっているし、あとは筋肉バカしかいないけど、意外と力になるかもだし」
「おい」
「ありがとう」
「おはよう」
「竹内くん、昨日はありがとう」
「もう大丈夫か?」
「うん」
「え?何?何かあったの?」
「お前はうるさい、それにお前には教えない」
「えー?!?きになる!!」
「笑」
「なぁ奏太」
「なんですか?」
「ほんとは知ってるんだろ?お兄さんがどこで何をしてるのか」
「、、伝えたところで水瀬を混乱させるだけなんで」
「それはそうだけど」
「、、俺だって5年も待ったんです。もう今更兄貴に渡したくない」
「奏太」
「、、」
バイト先
「そっか、見つかったのか」
「うん、でも先生に恋したことは後悔してない。先生に出会わなかったらこんなに必死に勉強もすることなかったし、こんなに人を想うこともなかったと思うから」
「そう思えるなら良かったな」
「うん。弦もさくらさんも今まで色々相談に乗ってくれてありがとう」
「私たちは何もしてないわ。それにこれで一生恋をしないってわけじゃないんだし、次の恋も相談に乗るから」
「次の恋かー。出来るのかな?」
「出来るわよ!私なんて何人と付き合ったことか」
「え?!」
「笑 でも恋を忘れるには次の恋よ。時間はかかるかもしれないけど、ななみちゃんにはきっと素敵な人が現れるから」
「さくらさん、ありがとう」
