月夜に輝く鬼の目は__

鬼神「樹鬼、水嵐、ここは任せた」


樹鬼「りょーかい」


水嵐「はい!」


鬼神はそういうと、喧嘩の中に混ざろうとした


蓮「待て……!これは俺たちの喧嘩だ…!」


蓮の言葉に夜叉の幹部は立ち上がろうとした


鬼神「無理をするな。お前達は休んでいろ」


鬼神はそう言うが蓮達はそれを聞き入れなかった


鬼神はため息をつくと蓮に詰め寄った


立ち上がった蓮は鬼神より身長が高いため、鬼神は蓮を見上げた


鬼神「お願いだから、ここにいて」


そう言う鬼神のフードの中に隠れた顔が蓮にだけ見えた


蓮「!?お前は………」


京「?」


鬼神は蓮を少し困った顔で見ていた


その顔は蓮達がよく知っている顔だった


フードの隙間から見えたその顔は_____