舞蝶-マイチョウ-

舞蝶の下っ端にやられたヤツも、少しずつ体を起こした。それと同時に幹部達が上から飛び降りてきた。

華麗に着地したかと思うと、その反動をうまく使い、まるで打ち合わせでもしていたかのようにバラバラにちった。

でも、そこまでの動作も一瞬だった……早ぇ。

幹部達が降りてくると、下っ端は喧嘩をやめ、壁によった。どうやら舞蝶にとっては、幹部達が降りてきてからが本番らしい。

新「……聖夜。すごい殺気を感じます。」

湊「体が震えてきた…」

聖夜「俺もだ。でも、この殺気はまだあいつらの50%もいってない気がする。」

周りを見れば、俺達総龍はみんな舞蝶の幹部達の殺気で震えていた。

それに、本番だと思われた幹部達の喧嘩も5分も経たずに終わってしまった。

強すぎて、言葉が出ない…


………………これが、全国No.1と世界No.1の実力の差なのか?この差ではまるで、月とスッポン……雲泥の差以上の差がある…。

本当に俺達はこんなにも強い族と同盟を組めるのか?

舞蝶の喧嘩を見て、俺達は不安になった。今なら……舞蝶の喧嘩を見た今なら、美桜の言ったあの言葉の意味がよく分かる。

『結局、同盟を組むのに値しないのよ。弱すぎてね』

確かに舞蝶からしたら、弱すぎる族と同盟を組んでも何の得にもならない。得どころか、ただ、弱みになるだけだ。

それでも、舞蝶が俺達を受け入れてくれるのなら…………できるのならば同盟を組みたい!!!!!


総龍sideend