?「あれっ?君、転校生?」

?「ホントだ!今までいなかったよね?名前は何て言うの?」

美桜「人の名前を聞くときは自分の名前を先に言うのが当たり前だと思うけど?」

なーんてね。知ってるから別に自己紹介とかいらないんだけど、自分から言うのは人として当たり前でしょ?

?「そうですよ。私達からいいましょう。」

?「俺は総龍の総長、神﨑聖夜-カンザキセイヤ-」

?「私は副総長の中森新-ナカモリアラタ-です。」

?「僕は幹部の水川湊-ミズカワミナト-だよ!」

?「………仲川翔-ナカガワショウ-」

?「ごめんね。翔は女嫌いなんだ!僕は谷川琉輝-タニカワリュウキ-!」

うわっ、もう自己紹介終わってる…全く聞いてなかった~☆まぁ、名前くらい知ってるからいっか!

美桜「月島美桜。」

名前は言ったから、もういいでしょ?早くどっか行ってよ!

聖夜「お前に話がある。屋上に行くぞ」

美桜「イヤ。」

私がそう言うと、驚いた顔でこっちを見てくる5人。

新「めずらしいですね。私達は総龍の幹部以上ですよ?屋上に来いと言われて来ない人は初めてです。」

だって、嫌なものは嫌なんだもん。屋上に行ったらどうせ、お前は何者だとか、姫になれとか、小説ではありがちなパターンになるんでしょ?絶対イヤ!私にとっての仲間は舞蝶だけで十分よ!