することもなくただ空を眺めた
携帯が鳴る
駿人から着信だ
応答ボタンを押し、電話に出た
「もしもし」
「もしもし海月」
「ん?」
「今暇?」
「うん」
「じゃあさ、どこか出掛けない?」
「うんいいよ」
「やった!駅の隣のデパート行きたいんだけど..」
「いいよ、どこで集合する?」
「うんとね..駅の方がいいかな」
「わかった、何時頃?」
「13時頃かな、配信ちょっとしなきゃだし」
「うん、ありがとう。またね、、、」
「はーい、ばいばい」
嫌いになりそうだった
いつもいつも私といる時は配信ばっかり
何思ってんのよ私は彼女じゃないくせに、、
今日は寒くないのに寒く感じた
寒い、つらい
今は朝とお昼の境目11時
準備しなきゃいけないはずなのに
身体が動かない
私は何を思ったか彼の配信ページに飛んだ
彼はいつも通りの声のトーン
その声に対し「好き」を平気で書く視聴者
笑えてきた
こんな狭い場所なのに声だけで
好きなんてバカげたことを書く人達が
すっごく面白おかしく感じた
あっはは
こんなに軽い気持ちで好きなんて零せるんだ
息をするかのように好きを零す彼女達はなにか大事なものを歩く度に落としている気がした
無性に腹が立つ
早く1日が終わってほしい気持ちになった
酷い気分だなあ
携帯が鳴る
駿人から着信だ
応答ボタンを押し、電話に出た
「もしもし」
「もしもし海月」
「ん?」
「今暇?」
「うん」
「じゃあさ、どこか出掛けない?」
「うんいいよ」
「やった!駅の隣のデパート行きたいんだけど..」
「いいよ、どこで集合する?」
「うんとね..駅の方がいいかな」
「わかった、何時頃?」
「13時頃かな、配信ちょっとしなきゃだし」
「うん、ありがとう。またね、、、」
「はーい、ばいばい」
嫌いになりそうだった
いつもいつも私といる時は配信ばっかり
何思ってんのよ私は彼女じゃないくせに、、
今日は寒くないのに寒く感じた
寒い、つらい
今は朝とお昼の境目11時
準備しなきゃいけないはずなのに
身体が動かない
私は何を思ったか彼の配信ページに飛んだ
彼はいつも通りの声のトーン
その声に対し「好き」を平気で書く視聴者
笑えてきた
こんな狭い場所なのに声だけで
好きなんてバカげたことを書く人達が
すっごく面白おかしく感じた
あっはは
こんなに軽い気持ちで好きなんて零せるんだ
息をするかのように好きを零す彼女達はなにか大事なものを歩く度に落としている気がした
無性に腹が立つ
早く1日が終わってほしい気持ちになった
酷い気分だなあ
