車で行こうか迷ったが

徒歩だとなにか見つけれるかもしれない

そう思い徒歩にする


駅までそう遠くはない

ゆっくり歩こう


賑わう商店街に向かう

ここら辺にはちらほら雑貨屋がありお店に入る



彼は動物が好きで熊と虎と狼が好きだ


動物のぬいぐるみコーナーに向かい

動物を探す


熊はツキノワグマとシロクマがあった

虎はアムールトラがあった

狼は残念ながらなかった


彼は熊の中でシロクマが好きだ


私はシロクマを取りレジに向かう


ラッピングをお願いし会計を済ませた


お店を出て隣の店から支部長が出てきた


支部長は私に気付き


「大本さんじゃない!」


「こんにちは」


「もしかして彼氏に会いに行くの?」


「はい、なんでわかったんですか?」


「雰囲気よ、雰囲気」


「雰囲気出てますか?笑」


「結構出てるわよ~あなた綺麗よ」


「ありがとうございます、支部長」


「礼はいらないわ、私行くわね」


「はい、気を付けて」


支部長は手を軽く振った



支部長が出てきたお店は香水のお店だった




すごく香水が好きなんだろうと思った



支部長に背を向けまた路地を歩く


今の時刻は丁度11時30分


待ち合わせの場所に向かう



広場の木の下か。



木の下に向かうと既に


未悠が来ていた。