なんだか重たい



仕事で休みを何日かもらった筈なのに帰らなければという気持ちになった




なんにもすることはなく、ただここにいることしか出来ない




ばあちゃんに会いたくなった




走って病院に向かう




病院までの距離は遠いのに




私は気にせず走った




星を離れて




静かな街が暖かさを求める




やわらかい温度はここになく、



ただ静かな街が霞んで見えてなにも見えない





もうなにも見えない、ぐちゃぐちゃに霞んだ街だけ。




その時涙が落っこちた




視点ぶれる




夜なら涙が溶けてみえるのに、もったいない。




誰も気付かない、よかった。




早めに歩きなんとか病院まで走ったり歩いたりの繰り返しで着いた。