「りゅうの!!」
とっさに、叫んだ私。
相手は振り返る。
(やばい…どうしよ。言わなくちゃ…)
「あ、あのね…あの……
りゅうののこと、好きなのね…」
(言っちゃった…)

何故こうなったのか。
何故《りゅうの》を好きになったのか。
空想に至る。