カンカンカンカン




私、アリスは、この不思議な、金属音で起きた。





「な、なに?」


私は、飛び起きた。



「ごはーん!さっさと、降りてこんか、馬鹿ども!」



外で、誰かが喋っている。



部屋のドアを開ける。



今気づいたが、この部屋、かなりでかい。



3階建ての家。

多分だけど、この当たりでも、大きな方なんだろう。



部屋の外に出た時、私は、呼ばれた




「アリス!おはよう。」



ニコッと、眩しい笑顔を向けられた。


「おはようございます。遅鳴さん。」



「敬語は、やめてよ。恥ずかしいってば。」


敬語は、やめて。か……。


「あ!今日から、学校行ってね。はい、これ制服。これ来て下降りてきてね。」


そう言って、袋を渡された。


制服……

学校……



早く着替えないと。