10分もしないうちに着替え終わった。



そして下に向かった。



少し思うけど、これすごく白くない?制服。全身が真っ白だよ。上も下も手袋も。お嬢様が通うとこなのかな?


下に行くと、


「おはよっ!」「おはよ〜」
「おはおはよぅよぅ!」
「グッドモーニング!」

と、おはようを言われた。



「おはよう。とーな、壱鳴、詩鳴、架鳴。」



「おぉ〜〜〜!」



普通に挨拶をしたら、驚かれた。

なぜ?!



「ど、どうしたんですか!?」



「1回の挨拶で、僕らの名前覚えれたんだな〜。って思ってね。」


と、壱鳴が、言った。



「白制服。似合ってるよ!」


と、詩鳴に言われた。




私は、ありがとうと言って、席に座った。




朝食を食べている時に、ふと気づいた。



壱鳴、詩鳴は、白制服なのに、架鳴、とーなは、黒い制服だ。



なんだろう?

階級?

学年?

成績?



なんだろう?



「おはよ〜ございます。」



ガチャっという扉の音と共に、入ってきたのは、

ウサギと愛鳴、遅鳴、秘鳴だった。




私たちは、挨拶を済ませ、ウサギ達は、席に座って朝食を取り始めた。



そこでもまた、制服の色が違った。



まとめると、

*愛鳴→黒
*架鳴→黒
*遅鳴→白
*秘鳴→白
*壱鳴→白
*詩鳴→白
*とーな→黒
*ウサギ→黒
*わたし→白



なんの割り振りだろう?



朝食中は、ずっとそんなことを考えていた。