《おめでとうございます。星野、百瀬、遠藤の活躍により、扉は開きました。これにて、第一回目のミッションを終えます。引き続き、運営探しに奮闘してください》

学校の外へ一歩足を出した瞬間、放送が学区内に大きく流れた。

「本当に活躍したのは、みずきなのに……」

みのりが、聞こえるか聞こえないか位の声で呟いた。

みずきは、最後まで、チームとして活躍してくれた。その活躍を無駄にしたくない。

絶対に生きなきゃ。