「ひ、冷た......」

驚きで声が漏れる。
だけれど恐怖は感じない。

それは、私が何度も何度も繰り返す苛めに
慣れてしまったからだ。

多分、苛められているときの私は

ほぼほぼ無心。

死人のような顔をしていると思う。