「…由紀………んっ」



いくら言っても納得してくれない俊くんのネクタイを引っ張り唇を重ねる。



そっと唇を離してトンっと俊くんの胸を押す。



「…バイバイ、俊くん」



…精一杯の笑顔で、別れを告げた。