…こわい。



………どうしよう、俊くんが離れて行ってしまったら。



もし、本当にそうなったらきっとあたしの心はこわれて色をなくしてしまうだろう。



そして再び色を取り戻すことはないだろう。



…そのくらい、俊くんでいっぱいなのに。