「え、」

なにも話さないで立ち尽くしてこっちを見ている

変出者?嘘でしょ、どうしよう、

なんて事をおもっていたら

急にその人がどこかへ走って消えていった

な、何だったんだろう…?


そうして十数分後、また後ろからパタパタと走ってくる足音が聞こえた。


今度は何?!

そう思いながら振り返ると


さっきの男性が手に大きな花束をかかえて
こっちへ向かってきた。

え、なになになに?!




バサッと目の前に現れたカラフルな花たちと
さっきの知らない男性

「好きです!!!!!!!」