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しかし今度は私の読みたい病。常に治まる事はないだろうけれど。

治まらないのに、隣にいろんな意味で危なっかしい俊也がいては、どうにも薬に手が出せない。

私は薬をパタンと閉じてまた後に倒れた。

やっぱり今日の太陽は眩しい。

目を閉じる私に俊也は「連れねぇな」と一言呟いた。

連れなくなんてない。むしろ、連れまくっている。

私は俊也の存在を一応は認め、ここに自分をしっかり表している。

男の言う言葉は時々わからない。

女の言う言葉の方がもっとわからないけれど。

黙ってしまった俊也だが、めんどくさくて、くだらない話でもしていてくれたほうがマシだったかもしれない。

静寂の中は私の生きる場所なのに、生きたい場所なのに。

どうにも頭に嫌な事しか浮かばない。

それが嫌で私の口は勝手に動く。勝手に動いたからなのか、それは的確に私そのものを表した言葉だった。