ヒトリが好きでヒトリになりたいけれど、ヒトリになりたいわけじゃなかった。
今年の梅雨は長かった。
雨が降ろうが風が吹こうが私は昼休みという時間は校舎の裏へひっそりと通い過ごしている。
私はヒトリになる事で今までの自分と、奈津美や綾菜との関係を正当化しようとしていた。
昼休みは勿論、登下校、休み時間、教室の移動……いい加減“みんな”私がヒトリだと気付いていて。
はじめは気を使って話してくれていた子達も次第に離れていくようになった。
梅雨が明けて、晴れているというのに空気はまだ湿気を含んで重く、滲んだ汗と一緒に私にまとわりついている。
校舎と立ち並ぶ木の隙間から青い空を見上げると、何だかいろんな事がどうでもよくなるから不思議だ。
まあそれも、そんな気になっているだけだけど。
今年の梅雨は長かった。
雨が降ろうが風が吹こうが私は昼休みという時間は校舎の裏へひっそりと通い過ごしている。
私はヒトリになる事で今までの自分と、奈津美や綾菜との関係を正当化しようとしていた。
昼休みは勿論、登下校、休み時間、教室の移動……いい加減“みんな”私がヒトリだと気付いていて。
はじめは気を使って話してくれていた子達も次第に離れていくようになった。
梅雨が明けて、晴れているというのに空気はまだ湿気を含んで重く、滲んだ汗と一緒に私にまとわりついている。
校舎と立ち並ぶ木の隙間から青い空を見上げると、何だかいろんな事がどうでもよくなるから不思議だ。
まあそれも、そんな気になっているだけだけど。

